オナ禁は世界を救えるのか。

これは自分との戦争だ。

細菌性髄膜炎を患った話その3  ぶっ倒れ一回目からてんかんの怖さを知りました。

初めて意識を失って倒れた時の印象はいまだに覚えています。

(というか、今になって思うのが、強烈な頭痛と意識を失ったにもかかわらず、

細菌性髄膜炎になって入院しても意識障害もなくしっかり記憶に残っているというのも自分で驚いています)

 

倒れる直前の行動。

時刻は昼前で、ちょっと移動しようと(どこに移動しようとしたかは忘れた)

振り返って一歩歩き出した瞬間、

「あ、あれ?」

めまいがする。

「今仕事中だから倒れるわけには。。。」

ぱたっ。。。

シーン。。。

これが一瞬で起きたのを覚えています。

意識を失うのは初めてで、とりあえず「今は倒れるわけにはいかない」

と、瞬間的に思ったのを今でもはっきりと覚えています。

 

んで、ふと目覚めると救急車の中に搬送されている時でした。

患者を乗せるタンカーにのっていて意識は朦朧としていましたが

救急隊員がなんかしゃべってるなーと思っていて、

とりあえず

「自分は大丈夫です、おろしてください」と言おうと思ったのですが、またすぅっと意識がなくなり

気づいたら病院でした。

 

ベットに横になっていて周りを見ると両親と会社の同僚の方が来ていて何かをしゃべっている。

意識を戻してから最初はいったい何が起きたのかワケわからん状態でしたが

両親に聞いてみると、

仕事中に急に倒れた。そして会社の同僚が両親に連絡してきてくれた。とのこと。

まさか自分が失神してしまうとは。。若干テンション下がり気味です。

自分はこのまま入院するのかなと思ったのですがなぜかそのまま両親と家に帰ることになりました。

なぜかはわかりません。

病名が分からないからなのか、意識を取り戻してから元気だったからか。。。

よくわからないけど両親と一緒に実家に帰ることとなりました。

仕事もしばらく休んでもいいとのことだったのですが、

この時は両親、仕事場に迷惑かけたな~とすごい罪悪感。。

 

ふと両親の車で家に帰る途中に聞いたのが、

倒れた時に失禁、けいれんしていたということ。

人生初めての失神、失禁、けいれんの同時体験はとても苦い思い出です。

まぁ脱糞までいかなかったのが幸いですが。。。

 

それもけいれんが「てんかん」を起こした状態で体中に力が入って震えていたらしく

のちのち同僚から聞いた話だと

てんかんを起こした人を初めて見た。人間こうも壊れたようになるのな」

らしい。

自分ではわからないけど”すごい壊れ方”だったらしい。

 

てんかんの症状を生まれつきもっている方はほんとに大変だと思う。

てんかんの症状が運転中に現れ車の事故を起こし、多くの犠牲者を出した

京都の事件も記憶に新しいと思います。

てんかん剤を常に飲まなければならないし、やはり私生活は不安だと思う。

私の場合は病気でてんかんになったわけで、今は全くこの症状はないのですが

あの時の急に意識がなくなる怖さを知った今、てんかん患者の苦しみがすごい分かります。}

 

帰りの車で失禁したことを知り、

自分のおしっこまみれになった携帯でわざわざ両親に連絡してくれた同僚に

感謝しました。

「てかよく壊れなかったなぁ」と、

若干おしっこ臭い携帯を握りしめ家に帰るのでした。

 

が、一つ問題があり、

 

それは

「頭痛が止まない」、ことでした。