オナ禁は世界を救えるのか。

これは自分との戦争だ。

細菌性髄膜炎を患った話その2  やまない頭痛からぶっ倒れるまで

頭痛が始まったのは大体梅雨時期くらいだったかな?

その年の夏は基本的に頭痛で悩まされていたはずです。

頭痛がひどくなっていくと、昼間から発症すると夜まで長引いていました。

でも次の日になると何ともなくなる。。。。

そんな感じで毎日暮らしていました。

たまに頭痛がない日があって、そういう日に限って仕事が早く終わったり。

 

「頭痛がないし病院に行かなくてもいっか。。」

 

結局一度も病院に行くことはありませんでした。

 

たまに来る頭痛をごまかしながら夏を迎えたある日、

朝起きたら明らかに今までとは違うレベルの痛さで目を覚ましました。

「風邪か?」

と思ったのですが、体はしんどくない。

明らかに頭だけが異常な状態。

あまりの痛さにさすがにこの日は会社を休み病院に行きました。

と言っても大きな病院ではなく、小さな病院に行ったわけで

詳しい検査はできないのでとりあえず風邪薬と頭痛薬をもらいその日は一日中寝て過ごしました。

 

翌朝頭痛薬が効いたのか、痛みがなくなり仕事に復帰したのですが、

この日から今までよりも強い痛みで頭痛が来るようになったのを覚えています。

 

 

「なんかおかしい。明らかに何かが違う・・・」

 

 

そう思っていたのですが、仕事を休むことはせず頭が痛くなったら頭痛薬、

そして鎮痛剤も飲むようになっていきました。

薬に頼らず大病院で検査を受ければよかったんですけどね。。

薬が効くのは飲んでから大体一時間後くらいだったので、

頭痛がしてきそうだなと思ったら早めに飲んでなんとか痛みを回避していました。

 

このように薬で痛みをごまかして過ごす日々が続き

お盆の時期まで何とか耐えることができました。

お盆は病院があいていなかったので

「ゆっくりしよう。仕事はせず家でおとなしくすれば頭痛も治るだろう」

こう思って家でゆっくりしていたのですが、

人間は薬を乱用して使用し続けると効果が薄れてくるんですね。

盆前くらいから薬を飲んでも痛みが出てくる時がありました。

薬が効かなくなったのか、病気が悪化しているためかは分かりませんでしたが、

この時は薬を飲みすぎたんだと考え、盆休み期間は一切飲むのをやめました。

 

そうすると直に頭痛を感じるのですが

頭の裏っかわと、目の奥がやたらと痛いんです。

目の奥が痛いのは目の使い過ぎかなと思い、冷やしたり温めたりしたのですが

効果はありません。

誰かとしゃべるとジンジン痛くなる感じです。

少し寝ると痛みが治まるので、極力は寝るように心がけていました。

せっかくの盆休み、寝て過ごすのも嫌でしたがまぁしょうがない。

結局お盆は家でゆっくりする毎日でした。

 

 

盆をあけるとあれだけあった頭痛が急になくなり、仕事をしていても頭痛に

悩まされることがなくなりました。

 

「疲れていたのかな~。。。」

 

今まであった頭痛から解放され、いよいよ本気で仕事に打ち込もうとしたのですが、

盆明けから大体一週間後くらいだったかな??

また、頭痛が来るようになりました。

 

「絶対におかしい。これはやばい」

 

今まで自分の体の健康のことをあまり考えていなかった私ですが

さすがにこうも頭痛が続いては、焦りが見え始め精密検査を受けようと思いました。

行けるタイミングとしては10月に入ってからだったので、

何とか9月いっぱいまでは薬でごまかそうとしたのです。

 

が、

 

9月の中旬、暑さも徐々に薄らいで、過ごしやすい季節になりつつあるある日

仕事をしていて、

その日は確かそんなに頭痛は来なかったはずです。

昼前、もうすぐ昼ご飯かな~と思っていた時に

急に意識を失いました。

 

 

 

続く