オナ禁は世界を救えるのか。

これは自分との戦争だ。

なんとなくオナ禁が1週間続いた今日この頃、ふと髄膜炎を発症した昔を思い出しました。

オナ禁を挫折して目標を持つことがなくただふらふらと生活していたら

いつの間にかオナ禁1週間していました。

 

無理に目標を決めるのではなく、自然と軽い気持ちで臨むと案外イケるのかもしれません。

 

そんな時ふと昔を思い出しました。

20代半ばに髄膜炎という病気になったのですが、

この「死にかけた体験」を忘れないように書いていこうと思います。

 

私が発症したのは「細菌性髄膜炎」という病気です。

背中の骨、脊髄に病原菌が流れ込み脳の機能障害を起こす病気です。

今の医療技術でも3~4割の方が亡くなられるらしいです。

病気が完治しても、半身不随や言語障害などの後遺症が残る場合が多いです。

私の場合は奇跡的に後遺症もなく3ヶ月間の入院ですみましたが

とても怖い病気です。

子供に多い病気らしく、大人になって発症した方が病気が悪化しやすいらしいです。

 

髄膜炎の症状としては強烈な頭痛があげられます。

「脳をハンマーで常に殴られている痛み」が自分の中で近い表現ではないかと。。

ひたすら頭痛です。ご飯食べれません。

頭痛でご飯が食べれなくなったのはこの時が初めてでした。

 

入院してから3日間くらいは頭痛で何も食べれなくなり、どんどん痩せていったのを覚えています。

 

ちなみに入院するまでに私は二回意識を失って倒れています。

一回目は仕事場で二回目が駅の改札口

一回目は救急車に運ばれ病状がわからず自宅に帰されたのですが

二回目になるとさすがに入院。一回目から1週間後の出来事でした。

 

そこからひたすら治療に専念し、なんとか完治し今に至っている訳ですが、

入院当初、左半身が麻痺しご飯もまともに食べることができなかった自分を考えると

よく回復したなと思います。

顔も左が麻痺していて口の右側からお味噌汁をススっても

左側から垂れてしまう状態でした。

ご飯をよそってくれていた両親の、自分に向けた悲しそうな眼を今でも思い出します。

 

20代で死ぬかもしくは寝たきりか、そのどちらになるのか考えた時は

とても悲しかったです。

自分としてはこの若さで寝たきりになるのは両親に迷惑だと

いっそ死んでもいいと思っていました。

 

まぁ何はともあれ無事生還したわけですが、

この髄膜炎になるまでの経緯や回復までの過程も時がたって忘れないために

書いていこうと思います。

 

続く